NEDO+
NEDOのあゆみ扉図

持続可能な社会とイノベーションに向けた挑戦

.

-----NEDOのあゆみを振り返る

NEDO設立40年の中で、特に変化の激しかったこの10年を中心に、時代の要請に応えて変遷してきたNEDOの組織沿革や、注目を集めたNEDOプロジェクトなどを紹介します。

| 様々な課題解決に向けて取り組みを加速

NEDO設立の1980年以降、1985年のプラザ合意後に訪れた円高不況や、その後日本に訪れたバブル景気、1997年の「国連気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)」で京都議定書が採択され、本格的な「環境の時代」到来など、国内外で様々な変化が起きました。そうした中、2003年にNEDOは独立行政法人化し柔軟な資金運用が可能となったことで、「第二の創業」を迎え、2006年には、海外から二酸化炭素(CO2)の認証排出削減量など(クレジット)を取得する「京都メカニズムクレジット取得事業」を追加するなど、時代の要請に応えた取り組みを進めていきます。そして、2008年の米国金融危機が世界経済にも影響する中、国が示した「新成長戦略」を踏まえ、環境問題の解決を経済成長のエンジンとすべく、NEDOは日本の技術をいち早く世界に届けるため、グローバルな取り組みもさらに推進していきました。
こうした中、2011年3月に東日本大震災が発生し、経済活動においては海外企業の台頭などもあり、日本の産業界はさらなる成長を求められていきます。そこでNEDOは、2014年「技術戦略研究センター(TSC)」を設立し、国内外の技術動向を分析して重点分野を絞り込むなど、社会の変化やニーズをより捉えた技術戦略とプロジェクト構想を作成する体制を整えました。
同じ頃、ロボットやAI(人工知能)、IoT(Internet of Things)といった産業技術分野では第四次産業革命が訪れるなど、グローバルで産業構造の転換が進み、NEDOはこうした分野の技術開発成果について、スピーディーな社会実装を後押しすべく、体制を強化します。また、スタートアップ企業の育成にも力を入れ、オープンイノベーションをさらに推進していくこととなりました。
そして2020年、国が掲げた2050年のカーボンニュートラル実現に向け、NEDOはこれからも「イノベーション・アクセラレーター」として、持続可能な循環型社会実現に向けた様々な挑戦を続けていきます。

社会課題を捉えて戦略を策定

2014年「技術戦略研究センター」設立

 これまでの研究評価業務を通じて、プロジェクト構想段階の入念な事前検討の必要性が鮮明になったことから、2014年4月に、NEDOは新たに「技術戦略研究センター(TSC)」を設立しました。国内外の産業技術やエネルギー・環境技術動向を分析して重点分野を絞り込み、さらに分野ごとの技術戦略とプロジェクト構想を作成する体制を整え、産学官で取り組むイノベーションに向けた挑戦を後押ししています。

TSC設立の写真 2015 年に初めて開催した「NEDO『TSCForesight』セミナー(第1回)」の様子

持続可能な社会に向けた活動を加速

2020年「持続可能な社会を実現する3つの社会システム(ESS)」のシンボルマーク制定

 カーボンニュートラルを推進する国の政策に呼応する形で、NEDOは2020年2月に「持続可能な社会の実現に向けた技術開発総合指針2020」を策定、「持続可能な社会を実現する3つの社会システム」を定義すると同時にシンボルマークを制定し、技術開発のみならず研究制度・研究環境の整備や社会実装に対する各種支援策など、「イノベーション・アクセラレーター」としての取り組みを加速しています。

持続可能な社会に向けた活動の写真
「持続可能な社会を実現する3つの社会システム(ESS)」のシンボルマークを発表する NEDO 石塚理事長

NEDOの年表図