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ヒートポンプ導入効果を定量評価できる産業用ヒートポンプシミュレーター」を開発

簡単な入力と操作でヒートポンプの導入検討のための時間とコストを大幅削減

 NEDO、未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)、早稲田大学、(一財)金属系材料研究開発センター、(株)前川製作所は、産業用ヒートポンプの導入効果を定量評価できる「産業用ヒートポンプシミュレーター」(以下、本シミュレーター)を開発しました。

 本シミュレーターは、簡単な入力と操作で、工場に産業用ヒートポンプを導入した場合の一次エネルギー消費量とCO₂排出量を短時間で高精度に試算でき、産業用ヒートポンプの導入検討のための時間とコストを大幅に削減することを可能にしました。今後、本シミュレーターを用いて産業用ヒートポンプの導入効果を具体的に示していくことで、未利用熱の有効活用を推進し、徹底的な省エネルギー化と地球温暖化防止への貢献を目指します。

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産業用ヒートポンプシミュレーターの開発の背景と本シミュレーターについて

産業用ヒートポンプシミュレーター」をもっと詳しく!

Q. どうして、産業用ヒートポンプシミュレーターが必要なのでしょうか?

A. 省エネルギー化が求められている中、工場の生産プロセスで使用されることなく、環境中に廃棄されていた排熱(未利用熱)を有効活用し、最高200℃の熱を供給できる産業用高効率高温ヒートポンプの市場導入と普及拡大が目標とされています。しかし、産業用ヒートポンプの適用検討には時間とコストが多大にかかり、このことが産業用ヒートポンプの導入の大きな障壁となっていました。そのため、ヒートポンプの導入効果を定量評価でき、事前の適用検討を容易にする「産業用ヒートポンプシミュレーター」を開発しました。

Q. 産業用ヒートポンプシミュレーターではどのようなことができるのですか?

A. 工場等で実際に産業用ヒートポンプの試験データを取得しなくても、簡単な入力と操作で一次エネルギー消費量とCO₂排出量を短時間で高精度に試算できるようになりました。

Q. 今後、どのように活用されるのでしょうか?

A. 本シミュレーターを用いて、産業用ヒートポンプの導入効果を具体的に示していくとともに、本シミュレーターを生産プロセス全体の設計やエンジニアリングを可能とするツールとして高度化し、一般公開をしていこうと考えています。

◆参考

ニュース詳細ページはこちら(2020年9月9日リリース)